2015年5月5日火曜日

松本零士氏について

 松本零士氏。Wikipedia https://goo.gl/K9Kk2t

 氏の作品に初めて触れたのがいつなのか、少なくとも小学校に通う前。
 海外SF作家アンドレ・ノートンさんの挿絵と「大四畳半大物語」などのサルマタケシリーズ。「インセクト・ワールド」などの幻想的な単行本など。
 記憶では「戦場まんがシリーズ」と同時にテレビでアニメンタリー「決断」を
見ていた。その頃のテレビでは「アダムズ・ファミリー」や「トムとジェリー(戦中版)」も放映していた。
 「トムとジェリー」ではトムやジェリーがヒトラーや東條英機氏の落書きを描いてはツバをはきかけていた。
 逆にアニメンタリー「決断」では『くたばれアメ公!』というセリフがあったり。今より自由と言えば自由なテレビ界でした。

閑話休題
 
 それから、ある日「松本零士氏のSFがアニメ」になって放送される。というので見たのが「宇宙戦艦ヤマト第一回放送」(テーマソングの出だしが少し違うのが昔の映像です)関心しました。毎週見ていました。
 後に映画版やら何やらで混乱した世界になってしまいましたが、それも多少のボケと茶目っ気でしょうか。ヤマトについては後で原作本(小説版)買いました。

 ビデオでは「キャプテン・ハーロック」や「クイーン・エメラルダス」なども購入。当然両者の単行本も。そして「ニーベルングの指環」大作です。本も大きくて困ります(笑)。
 テレビで大ヒットしたのは「銀河鉄道999」でしたね。ここでメーテルが出て来て、クイーン・エメラルダスとの関係が滅茶苦茶な多次元になりました。
 で、さらに「まほろば」です。真面目に読んでいたら脳が爆発するレベルの混乱。
 私はSFも大好きですが「戦場まんがシリーズ」「ザ・コックピット」のような普通の人間が戦争で得たり失ったりというものも好きです。

 先日も映画館で「キャプテン・ハーロック」を3回も見てしまいました。「宇宙戦艦ヤマト」の実写版も、好き嫌いが激しい世間ですが楽しめました。
 氏の作品は頭で読む(見る)ものでは無く感じるものではないかと思っております。もう各作品が混濁して論理的に考えられませんから。

うちの老母より少し下の年齢の松本零士氏、どうかこれからも混乱させて下さい。